人的控除・扶養控除(4)総所得条件 Income Test


<人的控除・扶養控除(4総所得条件 Income Test>

 総所得条件は、扶養家族として認められるための五条件の一つです。被扶養者の年間総所得が、その年度の扶養控除額未満であること、すなわち2005年は3200ドル未満でなければなりません。ただし、被扶養者が納税者の子供で一定年齢以下ある場合は、その子供の年間総所得が3200ドル以上であってもかまいません。一定年齢とは、12月31日現在18歳以下、または、フルタイムの学生である場合は23歳以下を指します。年間総所得とは、被扶養者が連邦所得税の申告をした場合に報告する総所得のことで、非課税所得やギフトを含みません。

(例) 23歳の子供が大学を卒業して就職し、9月から働き始めました。親の申告書上、扶養控除を取れるか検討する必要があります。年間のうち足掛け5ヵ月以上の通学がフルタイムの定義であるため、5ヵ月間学生の身分であれば卒業年度でもよいことになっています。12月31日現在23歳以下であり、給与を受け取り始めたためたとえ収入が3200ドル以上あっても、23歳以下の学生の例外規定により扶養控除が認められます。翌年は年齢超過のため扶養控除は認められません。(78)

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