所得調整控除14 その他の所得調整控除 Other Deductions


<所得調整控除(14) その他の所得調整控除 Other Deductions>

 調整総所得の計算過程で総所得から差し引く形で認められるのが所得調整控除です。以下の所得調整控除は、項目別控除または概算額控除のいずれの控除方式を採った場合でも認められます。

  • 定期預金早期解約ペナルティー――契約に基づいて高率金利が既に払われた定期預金を、満期前に解約したために低率金利に置き換えられて発生する早期解約ペナルティーは控除ができます。フォーム

1040、ライン33。

  • 陪審手当返上額――国民が陪審員として裁判の審理に参加する制度の下では、通常陪審員の任務中も雇用主から被用者へ給与が継続支給されます。同時に裁判所からも陪審手当(フォーム1040、ライン21)が支給されますが、その金額を雇用主へ返上した場合、控除が認められます。フォーム1040、ライン35。

動産賃貸経費――車、機械などの動産を人に貸して賃貸収入(フォーム1040、ライン21)を得ている場合、収入を生むために関連した必要経費の控除が認められます。フォーム1040、ライン35。(49)

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