実質的滞在条件の例外 Physical Presence Test Exception
<実質的滞在条件の例外 Physical Presence Test Exception >
アメリカ滞在の日数計算で183日を超えて実質的滞在条件を満たしても、次の二つに当てはまる場合は非居住者として扱われます。
(1) 特定のビザ保持者の場合
A (外交官)、G(国際機関)、F (学生)、J (交流訪問者)、M (専門学校学生)、Q (交換訪問者) の各ビザ保持者は、滞在日数に関係なく非居住者となります。ただし、F、J、M、Qビザで学生の場合は、入国から5年間についてだけ非居住者として扱われます。またJビザ、Qビザで教授または研究者の場合は、入国から2年間についてだけ非居住者として扱われます。5年/2年経過後は「実質的滞在条件」が適用されて、非居住者あるいは居住者となります。
(2) 外国と密接な関連(Closer Connection)がある場合
実質的滞在条件の日数計算上は居住者となるものの、当該年度の滞在日数が183日未満であり、米国よりもむしろ外国の方が経済上、生活上の関連が深く、仕事や住居も一年を通じて外国にある場合、非居住者となります。(100)