社会保障税
<社会保障税>
アメリカで働いて給与や自由業報酬を受け取る人は誰でも、老齢退職年金保険、遺族保険、障害保険、メディケア医療保険などの強制保険料を「社会保障税」(ソーシャルセキュリティー(SS)税とメディケア税)の形で納付する義務があります。給与所得者の場合は、FICA税として、給与が支給される度に連邦・州所得税と共に源泉徴収されます。会社は雇用者分として同額を負担して、従業員分と雇用者分の合計額をIRS(内国歳入庁)宛に納付します。自由業の場合は、自営業税としてSS税とメディケア税を所得税と共に自分でIRSへ払い込みます。
税率は、FICA税が雇用者分7.65%、会社分7.65%で合計15.3%、セルフエンプロイメント税が15.3%でです。SS税の上限課税対象額は、2013年11万3700ドル、2014年11万5500ドルであり、毎年消費者物価指数に基づいてインフレ調整されます。メディケア税には上限課税対象額が定められてなく、給与・事業所得の全額が課税されます。(13)